STAFF BLOG 大塚店
2017/4/5 Wed
1号の小野です。
皆さんは車に乗っている時に、ボンネット(エンジン)から煙(湯気)が出てきた事ありますか?
ほとんどの方は経験無いと思いますが、この度3回目の“ボンネットから煙(湯気)”を経験しました。
あるお天気の良いお休みの日でした。
給油を終え、市街地のちょっとした渋滞にはまっていた時でした。
音は出ませんがボワ~ンと、クシャミもしていないのにボワ~ンと煙が…!
前のトラックの排ガスかな…?
いや、間違いなく僕の車からだ!
…煙?いや、何かが焼けている匂いはしない。
車を左に寄せ、エンジンを止めて、ボンネットを開けてみました。
……。
湯気や。ラジエタのお水が噴いてしもうた。
ホース、穴開いてもうたわ。
…ガソリンと空気を混ぜた混合気を電気でバチンと火をつけて車のエンジンは動力を作っています。
走行中のエンジンはガソリンを“燃やして”いるので、とっても熱くなります。
普通、車はエンジンを冷やすためにお水を使っています。
そのお水をクーラントと言います。
ちなみに、そのクーラントを冷ますのがラジエタってヤツです。
お水は基本的に0℃で凍って100℃で気体にかわります。
そのお水に薬品的な物を混ぜて、-20℃位まで凍らないようにしてあります。
おまけにクーラントの通る道は、少し圧力鍋のように圧力がかかっているので、100℃で沸騰しないようになっています。
クーラントの通り道のホースが劣化していたようです。
ただでさえ圧力がかかっている通り道に気候が暖かくなって、少し余計に圧力がかかったようです。
同じ車に乗っている人からも
「早めに修理した方がいいよ」
とアドバイスを頂いていたのですが…。
やってしまいました。
あぁ~…。
こんな気候が良い時に、お前に乗れないなんて…。
バッテリーはビンビンなのに。
楽しみは、取っておきましょう。
写真の1枚目は、クーラントがエンジンルームに飛び散った様。クーラントは緑や赤などに着色してある物がほとんど。これは漏れた時に分かりやすくするためと言われています。
写真の2枚目は、とっても分かりにくいけど、エンジンルームから湯気が上がっています。